ブランドフォレスト

バンブーヴィルで展開するブランドのディレクターやデザイナーさんを紹介するコンテンツ「ブランドフォレスト」。
Vol.08 COMMON EDUCATIONデザイナー 前田恭幸氏にインタビュー!

COMMON EDUCATIONデザイナー 前田恭幸氏

2011/11/21

 「ヴィンテージの要素を用いながら“新しいもの”を表現していきたい」

COMMON EDUCATIONデザイナー 前田恭幸氏

<エアマックスを見て衝撃『Boon』が人生を変えてくれた>

高校を卒業するまでは、地元・和歌山にいました。ファッションへの最初の目覚めは、中3の時に年長の兄貴がいる同級生が学校に履いてきたエアマックスから。青いグラデーションのタイプだったんですが、“すごい! 何これ!!”って感じでしたね。そこから雑誌『Boon』を読むようになり、古着や裏原系の洋服にハマっていきました。そういった意味では、『Boon』が人生を変えてくれたと言えるかもしれません。その後、高校生の時にスケートボードを始めるんですが、本格的にのめり込んだのは専門学校時代にコアなスケーターの友達と仲良くなってからでした。そんな経緯があって、専門を卒業してからは、原宿や渋谷の洋服屋で働くようになりました。

スケートカルチャーの強いショップに勤務した後“とにかく社長が面白い”会社へ

その後、代官山にあったセンブランスという、NYのストリートブランドを取り扱うセレクトショップで働きました。で、その時の副店長さんの紹介で、今のソーズカンパニーに入ることになったんです。約8年前のことです。ソーズに入っての印象は、とにかく社長が面白いなあと。音楽でもなんでも、とにかく知らないことへ貪欲に興味を持つ方で、そもそも日本人なのに自分のことをニックと呼んでいて、この人いったいなんなんだろう!? って衝撃を受けましたね(笑)。そうしてバンブーシュートとロータスルーツで計5年ほどショップスタッフを務めた後、この「コモンエデュケーション」のプロジェクトを立ち上げ、2011年SSシーズンからデリバリーを開始しました。

ヒップホップ、スケート、グラフィティ…中目黒や恵比寿で育まれたカルチャー的バックボーン

カルチャー面で影響を受けたのは、音楽だとベタですが、10代の頃はランシドやハイ・スタンダード、オフスプリングなどの、パンク・メロコア・ハードコアものにハマりました。20代に入る頃からはヒップホップ方面に入っていくんですが、決してゴリゴリのものではなく、アンチコンとかエルダセンセイとかルーツ、プッシュボタンオブジェクツといったあたりの、キレイなトラックのものにどっぷり浸かりましたね。そこからはジャングルとかブレイクコアとかも聴くようになり、今はダブステップなどのダンスミュージックに傾倒しつつ、ローファイ系の音も好きで聴いています。アートだと、以前、目黒銀座に「大図実験」というギャラリーがあって、そこに集まるアーティストの、グラフィティやスケートをバックボーンとしたアートワークがすごく好きでしたね。あとは昔、恵比寿のMILKで、アングラヒップホップからドラムンベース、ライブペイントまで、いろいろなものをミックスした「SAPLE」というイベントを、友人のMSWと一緒にやってたりもしました。

ヴィンテージのディテールとNYという街への想い

ブランドの大まかなコンセプトとしては、ヴィンテージのデザインソースを用い、アメリカ製でストリート感があること。たとえばアメリカのカットソーならではのチューブボディや、ヴィンテージに見られるフリーダムスリーブなどの要素を使いつつ、“新しいもの”を表現していきたいと思っています。それとセンブランスにいた頃から、NYのスケートや音楽などのカルチャーにすごく惹かれていたんですが、実際に何度か行ってみて、あらためてめちゃくちゃかっこいい街だなあと。その辺りの想いもプロダクトに色濃く反映されています。

あの「クーパーズタウン」にはタクティカルキャップを別注

既存にはない新しいデザインということだと、2012年SSのアイテムにはベルクロ開閉型のプルオーバー式オックスフォードシャツや、同じくベルクロ開閉型のベーカーパンツなどがあります。機能性を考え、あえて日本製のベルクロを使っているのも当シーズンからの新しい試みです。それとおなじみのキャップブランド「クーパーズタウン」には、別注でタクティカルキャップを作ってもらいました。古着屋にあるようなミリタリーもののタクティカルキャップだと、形が悪かったりブリムが曲がりすぎたりしてタウンユースし辛いので、それを形の良いクーパーズタウンで作ったという感じです。別売りのワッペンで、おもいおもいにアレンジできたりもします。あとは前述の大図実験のオーナーSOUTHさんが手がけた、NYヤンキースのレジェンド、レジー・ジャクソンを象ったグラフィックTシャツもデリバリー予定です。

現状のシーンにはない新しいカタチのもの

今後の展望としては、やっぱり面白いものをどんどんつくっていきたい。それは現状のシーンにあるものだったり他で売ってるものではない、新しいカタチのものです。そういう意味も含め、“情熱的なプロダクト”を展開していけたらいいですね。手に取ってくれた人が少しでも楽しんでもらえるようものづくりをしていくので、どうぞ末永くよろしくお願いします。

私物公開!

GENERAL RESEARCH - GENERAL EQUIPMENT BACK PACK

GENERAL RESEARCH - GENERAL EQUIPMENT BACK PACK
背面パッドとバッグがベルクロで取り付け&取り外しができる画期的なデザインのバックパックです。 10数年前のデザインとは思えないユニークなアイデアとデザイン性に驚かされました。

GENERAL RESEARCH - パラサイトシリーズのジャケット&ジッパーケーブルニット

GENERAL RESEARCH - パラサイトシリーズのジャケット&ジッパーケーブルニット
6パラサイトシリーズのジャケットは、あまりのインパクトの強さに当時びっくりさせられました。ジッパーのケーブルニットもフロント2箇所、バック2箇所にジッパーで取り外しができるデザインに感動しました。

アーティストTEE

アーティストTEE
SOUTHさん、ZYSさん、HITOTZUKIさんのTEEシャツ。ずっと着ているお気に入りTシャツです。

アーティストの絵

アーティストの絵
大図実験が目黒銀座から移動するときにいただいたSOUTHさんの絵。マッケンローが描かれた大好きな絵です。

アーティストの絵

白と黒で構成されたDISKAHさんの絵は、LOTUS ROOTSでエキシビションをさせていただいた際に購入した 大好きな絵です。DISKAHさんの独特の線と、可愛らしいキャラクター、自転車が気に行っています。
COMMON EDUCATION
「Education is commonwealth.」をテーマに、2010年に設立されたブランドです。
アメリカンカジュアルをベースに、昔ながらの伝統的な製法を大切にし、シンプル且つ意思のあるメッセージやデザインを融合させ、意義のあるモノづくりを心掛けています。 ただ懐古的ではなく、ただ新しいだけでもない、バランスのとれたプロダクトを作っていく。これらを念頭に、気持ちのこもったブランドを目指していきます。
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