バンブーディグ

アウトドア~ファッション系のライターがBAMBOO Villeのラインナップから気になるアイテムを掘り起こし(ディグ)て紹介!

アウトドア界のアカデミー賞 受賞!女子の為の実力派名作バックパック!

2012/04/18

GRANITE GEAR BLAZE A.C. 60KI

GRANITE GEAR BLAZE A.C. 60KI

Simple&Lightには語り尽くせない。『バックパッキングのすゝめ』

数年前、北アルプスは奥穂高岳を目指す稜線上、私の少し先を歩くとんでもない大きさのバックパックを担ぐ男性が、もはやバックパックが歩いているんじゃないか?!90L近くはありましたか?推定25kgオーバー!え~らく重い足取りで歩いておりました。
良く見るとその先にはその男性の連れの女性が目を疑う15L程度のザック(もはやナップザックレベルです)を軽々背負っているなんて光景が。男性は彼女の荷物も持ってあげているのでしょうか?そんなフラフラでもぉっ~!限界な男性に対して登山未経験であろう女性はキツい登りにも関わらず軽い荷物のお陰でテクテク登っていました。

見事に対照的なお二人、まぁ他人のことなので意見を言うのもおこがましいですが、せっかく山に来たのであれば自分の荷物は自分で持つ、これ鉄則です。下手して仲間とはぐれて何の装備もなければ一貫の終わり、アルプスなどの高所であれば尚更です。しかしながらこの女性の自分の背負える荷物を無理なく担ぐというのはあながち間違いではありませんが.....。
さらにはこの男性もせっかくの楽しい登山もあまりに重たい荷物で何が目的なのか解らなくなってきてしまいます。これでは素敵な景色すら楽しめず、荷物を運ぶのが登山のメインになりかねません。ライト&ファストやウルトラライトハイキングなんて良く聞きますが、生活道具のいっさいがっさいを持ち歩くようなスタイルではなく必要にして最小限の荷物で体への負担を減らし、自然の中に身を置いて、自然を感じること、そして登山そのものを快適に楽しもう!ってスタイルのハイカーが欧米ではもちろん日本でも増えてきています。何が必要で何が不要か?シンプルに自然と関わるその行為と思想こそがバックパッキングの魅力であり人々を惹きつけるのではないでしょうか?

グラナイトギアはそんなスタイルを牽引した先駆者といっても過言ではありません。数々の賞を受賞した同ブランドの名作ヴェイパートレイルの後継者である、BLAZE(ブレイズ)A.C.60KI は「BackPacker」誌の「Editors' Choice 2011」受賞!、アウトドア界のアカデミー賞といったところでしょうか?さて容量は55L、気になる重量も1,210gと軽量です。ちょうど2~3泊程度のテント泊や山小屋泊まりを考えている方にはちょうど良いサイズです、そんな山行なら総重量は個人差もあるが9kg~13kg程度。努力次第では更なる軽量化も可能ですがまぁこんなとこ。

軽量化を意識したバックパックは他にもありますが、しっかりと荷重をサポートしてくれるウエストベルトやショルダーハーネスでなければ10kg近くの荷物を長時間は背負うのは厳しいかなと?個人的には思います。余程の体力と筋力とトレーニングを積んでいる方は大丈夫でしょうが。
自分自身にしっかりと合うものを選ばないと、次第に肩、腰にのしかかる地獄の様な重みに.....ってことにもなりかねません。

そこらへんの軽さと背負い心地を高いレベルで実現しているのがグラナイトギアだと思います。女性用に設計された、ウエストベルトやショルダーハーネスは軽量ながらもフィット感が良く、肩や腰への負担を軽くしてくれるので長時間の山行でも疲れにくい。ACサスペンションのフレームは体の動きと連動し、荷重を背中全体でバランス良く分散してくれます。
背面は、通気性抜群で夏場の暑くて汗だく~なんて時も嫌な蒸れを逃がしてくれるので快適です。また背面長も自分使用に調節が可能でより高いフィット感を得られる。などなど背負い心地はかなりのもの。

以前グラナイトギアのホームページを見るとバックパックを引きずった車を走らせて、どのブランドがもっともタフな作りか?なんてyoutubeがあり、他ブランドが次々とパーツやらなんやらが破損するなか予想とは裏腹にグラナイトギアのザックは原型を留め見事、WINNERに!。
BLAZE A.C.60KIに使用されてるのは100Dリップストップコーデュラ。一見頼りなさそうなペラペラな生地だが超軽量、超耐久の工業用パラシュート素材でナイロンにシリコンコーティングを施した生地は、youtubeのモデルとは違うものだが、もちろんこちらも実際のフィールドに出るとなんの問題も無いくらい耐久性はばっちり。

また、使ってみて改めて思うのはシンプルながら使い勝手が最高に良い!
アルプスにテント泊なんかで行くと十中八九、雨に降られる。そんな時、濡れたテントや雨具をとりあえずしまうのに、フロントの大型のストレッチメッシュポケットが大活躍。女性ならば日焼け止めや頻繁に使うものなんかは両サイドのポケットに。パック上部は長い巾着袋状になっているので容量の増減に柔軟に対応してくれるのも嬉しいポイント。通常のストラップシステムを軽量化したラインロックシステムは荷物のホールドはもちろん、暑くなったりした時に簡易的にウェアをひっかけたりカラビナなんかをつけるのにも役立つ。摩耗した際には取り替えも容易にできます。最近ではすっかり定着したハイドレーションシステムも装備しています。またカラーリングもメンズと同色で、女子っぽくないカラーが本気な感じで良い。

グラナイトギアの良いところはシンプルだからカスタマイズして使えるとこ。必要であれば別売りの雨蓋やアクセサリーをつけ足せる。ただせっかくなのでグラナイトギア伝統のリッドレスデザインのまま、シンプル&ライトに使ってブランドのコンセプトを体現してみて欲しいと思います。

まだまだアルプスや低山なんかでは若い女性よりもおばちゃんハイカー達が元気に登山している姿を見かけます。
近郊のお山にも慣れてきたらこんなバックパック背負って憧れのアルプスに!なんてどうでしょう?
想像して下さい。
自分の力で登った先に待つのは
満点の星空の下に眠る幸せ♪目覚めるとすぐ目の前には雄大な山々が。時には容赦ない雨も。
朝焼けの中で最高に旨いコーヒーを飲むひと時。ダバダ~♪そう!違いのわかる女!

ついつい書きたいことが山ほどあってバックパッキングとは?荷物は軽く!なんてことまであれこれ書いてしまい、文章に関してはなかなかのヘビーウェイトに......
くれぐれも皆さんは、バックパックの荷物はシンプル&ライトにいきましょう!

『歩くという、限りなく単純な行為から得るものの、なんと多いことか』コリン=フレッチャー(The Complete walker)1968
さぁ女性の皆さんも Let,s バックパッキング!!

TEXT / OGAWA RYO

WRITER

YUSUKE OKAMOTO

OGAWA RYO

東京生まれ。カメラマン。20歳でのネパールトレッキングで山の魅力に目覚める。その後、海外放浪、国内外の山々を歩きまわる。山と写真とアウトドアギアを愛する、30歳。下山後の楽しみは温泉とビール。好きなファッションは思いたったら、山でも旅にも行ける服装。 最近はゆるーく美味しいご飯の食べれるキャンプに惹かれつつ、行ってみたいのはヨセミテJMTスルーハイク。

 

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