バンブーディグ

アウトドア~ファッション系のライターがBAMBOO Villeのラインナップから気になるアイテムを掘り起こし(ディグ)て紹介!

元ネタは日本の道着?!全方位開脚自在なクライミングパンツ!

2012/2/6

WILD THINGS「CLIMBER PRINT CLIMBING PANT」

WILD THINGS「CLIMBER PRINT CLIMBING PANT」

ヨセミテに見る、着こなしのリアル

カリフォルニア東部に位置する、ヨセミテ渓谷、 そそりたつ様に鎮座するハーフドーム、エルキャピタンの花崗岩の絶壁。ブライダルベール滝や、渓谷内をおおらかに流れるマーセド川。
想像もつかないような年月をかけ、氷河が造り出した渓谷美は、圧倒的な迫力と美しさで訪れる者を魅了する。

そんな、ヨセミテ渓谷内にはクライミングスポットが幾つも点在し、年間、何千人ものクライマー達が訪れる憧れの聖地でもある。

山野井氏の著書や、いつか見た古い写真のクライマー達の屈託のない笑顔に惹かれ、憧れていた聖地に僕も去年の夏に訪れた。

朝,目を覚ますとキャンプ4内の岩場では、クライマー達が楽しそうに課題に取り組んでる。憧れていた光景が目の前に広がっている。今も昔も変わらないヨセミテでの日常。

仲の良くなったバークリーからのクライマー二人組、ピースフルな人柄もさることながら、着こなしはラフでいて自然体、飾らなさがリアルで抜群にカッコいい!
特に彼らが身につけていた、コットン製の良く穿き込まれたクライミングパンツは印象的だった。

翌日、バークリーの二人と再会する。約束の場所にふらっと現れた彼らは、昨日の雰囲気のある装いとは違い、どこにでも売ってそうなジャージ姿だった。
なんでも洗濯中らしい。

クライマー達は、ヨセミテを根城にクライミング三昧な日々を送る。汚れてきたらさすがに洗濯、これもまたリアル。

シンプルに岩と向かい合う、当時の若者の姿が生き生きと描かれているこのWILDTHINGSの「CLIMBER PRINT CLIMBING PANT」。
あの時の気持ちのいいナイスガイな連中と、壮大で美しいヨセミテの景色を思い出す。

80年代に「WILDTHINGS」の創設者であるマリーの友人によって、残されたアートワークを大胆にプリントしたこのクライミングパンツ。ここならではの遊び心の効いた、楽しくなるようなデザインと色使いは、いつだってアウトドア(大自然)へと気持ちを向かわせてくれる。

岩の擦れにも負けない頑強なパンツはアウトドアシーンでは欠かせない、起毛ツイルの素材は着込んでいくことで味がでて愛着がわいてくる。
こんなパンツはがんがん着用して彼らのように自分のものにしたいものだ。

股下には菱形のマチが設けてあり、どんなアクションにも対応できる。どうやら元ネタは日本の道着からきているらしい。某ブランドでは、道着をもじったネーミングのパンツがリリースされている、今では定番なディティールだ。

スタイルなんて自由、みんなそれぞれ個性を楽しんでいる。
本当に大切なのは自然を愛して、自然と思いっきり遊ぶことだ。

TEXT / OGAWA RYO

WRITER

YUSUKE OKAMOTO

OGAWA RYO

フォトグラファー、ときどきライター。二十歳でのネパールトレッキングで山に目覚める。その後、海外放浪、国内外の山々を歩きまわる。2012年の夏はアメリカ放浪。ボナルーフェスに行ったりしながら、各地を転々と。憧れ続けたジョンミューアトレイル340kmをのんびりスルーハイク!素晴らしい風景と、たくさんのハイカーとの出会い!ロングトレイルカルチャーに魅了され、新たなトレイルやアウトドア遊びをリサーチする日々。

 

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