《 アルトラ 》ティンプ5使用レビュー！進化を遂げた最新モデルを早速試してきました!!

こんにちは。

いつもバンブーシュートブログをご覧いただきありがとうございます。

早速ですが、皆さま。

ボクが今期、最も楽しみに待っていたといっても過言では無いALTRAの新作シューズ《 TIMP 5 》.

ついに、ついに店頭に到着しました！

前作のTIMP4から大きなアップデートを果たし、アウトソールにVibram® Megagripを搭載した今作。

「軽量性」「クッション性」「グリップ力」を高いバランスで兼ね備えていたTIMPシリーズですが、Vibram® Megagrip採用によって様々な路面状況に対応する、より確かなグリップ力を実現したとのこと！

はたしてその進化は、如何ほどでしょうか?

今回、早速ハイク&ランで使用してきましたので、その際のレビューを交えながらご紹介していきます。

【 ALTRA 】
- TIMP 5 -

 

今作より大きくアップデートをはたしたTIMP5.

大きく進化したといえる今回のアップデートでは、TIMPの特徴である「グリップ力」「軽量性」「クッション性」それぞれの機能がどのように進化を遂げたのか。

1つ1つ掘り下げていきたいと思います。

・グリップ力

真っ先に注目すべきは、やはりアウトソールの変更によるグリップ性能の進化でしょう。

Vibram® Megagripを搭載したことにより、様々な路面状況に対する適応力が向上。

より確かなグリップ力を実現するにいたっています。

自店ではTIMP4を扱っていないため現物比較はできませんが、ソールパターンを見る限り、一層前後のズレに対応しやすいようにアップデートされているのでは？と見て取ることができます。

また、トレイルを激しく走行するトレイルランや長期にわたるハイクでは、ソールの消耗が気になるところかと思います。

Vibram® Megagripは、グリップ力に加えて耐久面でも評価が高いので、ソールの持ち具合にも期待ができますね◎

・軽量性

グリップ性能の進化に注目が行きがちですが、すでに十分な軽量性を誇っていたTIMP4から、なんとさらに30ℊ以上の軽量化に成功。

-TIMP 4：308ℊ( US9.5 / 27.5cm )

⇓⇓⇓

-TIMP 5：277ℊ( US10.5 / 28.5cm )

※ブランド公式HPを参照しています。

上記の通り、ブランド公式HPに記載された重量を見比べるとその違いは歴然。

なぜだかTIMP5は、ワンサイズ大きいサイズで計測されていましたが、それでも30g以上軽い数値が出ているので驚きです。

同じサイズで比べた場合、より重量差が出るはずですので、大きな軽量化と言えるでしょう◎

・クッション性

優れたクッション性の秘密は、ミッドソールに搭載されたALTRA EGO™MAX.

着地の衝撃を優れた吸収力で受け止め、反発力に変換してくれる中厚のミッドソールです。

厚さ29mmと、OLYMPUSとLONE PEAKのちょうど中間にあたる厚みであり、個人的にクッション感覚が一番好みでした。

厚すぎず薄すぎず適度なクッション感覚は、快適な走りをサポートしてくれそうです◎

■実際に使用してみてどうだった？

さて、気になる実際の使用感ですが、場所によっては足のくるぶし上まで残雪があった山道で、距離は約18kmのコースを走ったり歩いたりして試してきました。

まず足を入れた時のファーストインプレッションは「軽い」「フィットが良い」の2つでした。

普段履いているローンピーク8よりも軽く、前作からの軽量化を前面に押し出していることも頷けます。

思わず『軽ッ！』と口に出てしまったほど◎

注目のグリップ力ですが、登りの時は踏ん張りが効き、降りでは足裏の腹のあたりで地面を掴んでストップを効かせてくれている感覚がありました。

残雪が深くないところは、チェーンスパイクを装着せずにランのセクションを混ぜてテストしましたが、歩きも走りも踏ん張りが効いて全く問題なし。

あくまでも個人的な考察ですが、ソールの突起が細かく配置されているので地面に噛みつきやすく、砂地やザレたところ、薄い残雪のうえであっても踏ん張りが効きやすいのかなと。

また、詳しくは後述していますが、アルトラのトレイルモデルの中ではタイトな足形が採用されているので、ボクが普段履きしているローンピーク8よりもフィット感が増していました。

(※ここは人によっては逆に窮屈に感じる可能性もあります。)

ローンピーク8のサイドが少し緩く感じているボクとしては、フィット感が向上して非常に足さばきがスムーズで無駄のない感覚でした◎

ボクがトレランで愛用しているスペリオール6と同じ足形なので、ボクの場合は後述する「STANDARD FOOTSHAPE™ FIT」の方が足にあっているのだと思います。

足にあっているから内部でズレることがなく、より安定感が生まれてグリップ力にも良い影響を与えます。

ランでなくとも速度感の高いファストハイクをされる方にとっては、このフィット感が生む安定感と、強化されたグリップ力は魅力的な要素ではないでしょうか。

■最後にフィットについて

先に少し触れたフィットについてですが、アルトラのシューズには、「ORIGINAL FOOTSHAPE™ FIT」「STANDARD FOOTSHAPE™ FIT」「SLIM FOOTSHAPE™ FIT」の3つの足形があります。

TIMPシリーズは中間の「STANDARD FOOTSHAPE™ FIT」を採用。

最も広いスペースが確保される「ORIGINAL FOOTSHAPE™ FIT」を採用するOLYMPUSとLONE PEAKと比べると少しタイトな作りとなっています。

サイズ選びの際は、これらの足形も考慮してみてください。

ボクのサイズ選びを一つの例として置いておきますが、「STANDARD FOOTSHAPE™ FIT」のSUPERIOR、TIMPと「ORIGINAL FOOTSHAPE™ FIT」のOLYMPUS、LONE PEAKの計4モデルを愛用中ですが、”すべて同じサイズ”で使用しています。

ただ、人によっては「STANDARD FOOTSHAPE™ FIT」のSUPERIOR、TIMPは、「ORIGINAL FOOTSHAPE™ FIT」のOLYMPUS、LONE PEAKよりハーフサイズアップしても良いかもしれません。

というのも、そこまで幅広ではないボクで「STANDARD FOOTSHAPE™ FIT」は幅がぴったりフィット。

なので、「ORIGINAL FOOTSHAPE™ FIT」の足形がフィットしている方は、もしかすると同じサイズでは少し窮屈に感じてしまうかもしれません。

反対にいえば、OLYMPUSやLONE PEAKを履いていて少しスペースを感じていた方は、TIMPを履くことでフィット感が大いに向上する可能性があります。

フィッティングについては、実際に試着いただいたうえでスタッフがご案内させていただきますので、お悩みの際は是非ご気軽にご相談にいらしてくださいね。

いかがでしたでしょうか。

ボクが勝手に発売を待ち望んでいた新型TIMP5。

少しでも魅力は伝わりましたでしょうか？

昨年初めてトレランレースに出場して以降、ハイク目線に加えてラン目線でもシューズを見るようになりました。

このTIMP5の性能を見聞きした時に、ハイクよりランの要素が強いシューズだと感じましたが、同時に軽量化した装備でのファストハイクだったり、ULハイクだったり、より速くより遠くを目指すハイキングとの親和性が高いとも思っていました。

今回実際に使ってみて確信に変わったので、今年の日々の山行やトレランレースでのファーストチョイスはTIMP5で間違いなさそうです◎

ハイクにもランにも高次元でバランスの取れたTIMP5、ぜひバンブーシュート店頭にてお試し下さい。

それでは。

バンブーシュート　大田

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